ハーレーをメンテナンスして安全で快調な走りを取り戻す
ハーレーを購入した当初は快調な走りを見せていたのに、現在ではエンジンのかかり方が悪かったり、走行時の調子が悪いという時にはメンテナンスを行ってください。特にエンジンオイルの状態は定期的にチェックしなければ、3000kmほど走行しただけで、エンジンオイルが切れてしまう可能性もあります。そこまで長距離を走行しないという人でも、季節の変わり目に合わせてエンジンオイルの交換をしておくと、より快適な走りを楽しむ事が可能です。
自力でハーレーのエンジンオイルを交換する際には、廃油処理ケースとオイルジョッキとオイル受けと、エンジンオイルを用意する事を忘れないようにしてください。必要な道具を揃えたら、車体を水平に保つ事を意識しながら、車体が前後に動いてしまわないように、ギアを一速に入れておく必要があります。二輪用ジャッキがあった方が作業はスムーズに進められますが、車用のジャッキであったとしても問題はありません。
ドレンボルトを抜いたら、残っているオイルを全て抜いておく必要がありますから、その点だけは注意をしてください。オイルが固くなっていて上手くオイルを抜けない時には、少しだけハーレーを走らせておけば、オイルを柔らかくする事ができます。走行後にはドレンボルトが加熱されていますから、注意をしながらドレンボルトを外して、エンジンオイルを交換する事も重要です。そして注ぎ口の溶接部分までエンジンオイルを注げば、ハーレーが再び快調な走りを見せてくれるようになります。